クラリネットとハープで紡ぐ珠玉のクラシック名曲集
「親しみやすいクラシック音楽を」をモットーに、演奏から執筆まで幅広い活動で注目を浴びる関根悠乎が贈る待望のセカンドアルバム。
国内外で活躍する渡辺かやとともに、安らぎの音楽を奏でる。
クラリネットの柔らかく温もりのある音色、ハープの繊細かつ華やかな響きは、草原に咲く花のように優しく香る。
関根自身の作詞・作曲・歌による「メッセージ~バッハからのおくりもの」収録。
収録曲
1.クロード・ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
Claude Debussy:La fille aux cheveux de Lin
2.クロード・ドビュッシー:月の光
Claude Debussy:Clair de lune
3.クロード・ドビュッシー:夢
Claude Debussy:Reverie
4.ジュール・マスネ:タイスの瞑想曲
Jules Massenet:Meditation de Thais
5.モーリス・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
Maurice Ravel:Pavane pour une infante defunte
6.エリック・サティ:ジムノペディ第1番
Erik Satie:Gymnopedie No.1
7.ガブリエル・フォーレ:子守歌~4手連弾のための組曲《ドリー》より
Gabriel Faure:Berceuse de la Suite [Dolly] pour piano a quarte mains, op.56
8.ガブリエル・フォーレ:シシリエンヌ
Gabriel Faure:Sicilienne
9.カミーユ・サン=サーンス:白鳥
Camille Saint-Saens:Le cygne
10.ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
Georg Friedrich Handel:Ombra mai fu
11.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:G線上のアリア
Johann Sebastian Bach:Air on the G String
12.ベルンハルト・フリース:モーツァルトの子守歌
Bernhard Files:Wiegenlied
13.マリア・テレジア・フォン・パラディス:シチリアーノ
Maria Theresia von Paradies:Sicilienne
14.フランツ・シューベルト:アヴェ・マリア
Franz Schubert:Ave Maria
15.ロベルト・シューマン:トロイメライ
Robert Schumann:Traumerei
16.オットリーノ・レスピーギ:シチリアーナ~《リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲》より
Ottorino Respighi:Siciliana from "Antiche danze ed arie per liuto, Suite No.3, P.172"
17.ピエトロ・マスカーニ:間奏曲~歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より
Pietro Mascagni:Intermezzo from "Cavalleria rusticana"
18.フレデリック・ショパン:ノクターン 嬰ハ短調[遺作]
Frederic Chopin:Nocturne No.20 in C sharp minor(Lento con gran espressione), op.posth
19.関根悠乎:メッセージ~バッハからのおくりもの~
Yuko Sekine:Message - The gift from Bach
プロフィール
関根悠乎(せきね ゆうこ)
国立音楽大学附属音楽高等学校を経て、国立音楽大学卒業。クラリネットを大橋幸夫、浜中浩一、二宮和子の各氏に、室内楽を黒崎功仁彦氏に師事。ソロ、室内楽、オーケストラなどで活躍中。2007 年よりリサイタルを開催。コンサートの様子をクラリネット専門誌「The Clarinet」に紹介される。
2011年~2012年、東日本大震災復興支援のため、クラシック音楽家による「Artist And Aid」を設立、収益金全額寄付の連続チャリティコンサートを主催する。
2008年~2011年、ヤマハの音楽雑誌「GO!GO!吹奏楽」に講座を連載。著書に「オーケストラを読む本」、「吹奏楽ハンドブック」シリーズ(いずれもヤマハ・ミュージックメディア、共著)などがある。また音楽書籍ライターとして「なぜ彼らは金賞をとれるのか」(Amazon音楽書籍ランキング第1位)、「パワーアップ吹奏楽」シリーズなどに参加。吉野颯花のペンネームを持つ。
2011年、CD「関根悠乎クラリネット・ソロ」リリース。「The Clarinet」にて紹介され超絶技巧を中心とした作品に好評を博す。楽譜「Chaconne for Clarinet solo inB」出版。2018年、父であるトロンボーン奏者、関根五郎の「Warm-Up Exercises for Trombone~Goro Method~」(Amazonトロンボーン関連ランキング第2位獲得)を出版。
一般社団法人日本クラリネット協会理事。新宿ミュージックアカデミー、クラリネット、ピアノ、ソルフェージュ講師。
渡辺かや(ハープ)
東京藝術大学付属高校、東京藝術大学器楽科卒業。柳田裕子、桑島すみれ氏に師事。
渡辺暁雄氏指揮、藝大オーケストラ(現、藝大フィルハーモニア管弦楽団)とモーツァルト、グリエール協奏曲共演。1976年、ニース夏期講習にてリリー・ラスキーヌ、ジャクリーヌ・ボロー氏に師事。オランダ・マーストリヒト音楽院でフィア・ベルクハウト氏に師事。1977年、独奏者試験でマーストリヒト市よりプリデクセランス賞受賞。オランダ、ベルギー、ドイツ各地で演奏活動後帰国。1978年、第1回リサイタルその後、NHK-FM「午後のリサイタル」出演など放送、室内楽、リサイタル共演、各地市民オーケストラとの協奏曲共演などで活動。
近年ではサロンコンサート、美術館や教会、学校訪問などの演奏の他、高校、大学でのハープ指導、草加日本ハープコンクール審査員、コンクール委員会など後進の育成に励んでいる。